老舗楽器メーカーの米ギブソン社が、2018年5月1日(現地時間)、連邦破産法第11条の適用を申請し、破産手続きに入った。米メディアが報じた。
多くの大物ミュージシャンをはじめ、プロ、アマ問わずに愛用されるギターメーカーで、他企業のオーディオ部門などを買収し、積極的な事業の拡大を図っていた。
しかし、近年は経営が悪化。18年2月には、地元紙のナッシュビル・ポストが多額の借金の返済がされない限り夏には「時間切れ」となり、破産する可能性を指摘していた。
今後は事業を縮小し、本業である楽器製造、販売に集中し、経営の立て直しを目指す。