Abema TVの生放送番組「邪道だらけの夜の大運動会2018」で、グラビアアイドルの三田羽衣(うい)さんが腰を床に強く打って倒れ込み、スタジオが一時騒然となるアクシデントがあった。
この「事故」の直後、三田さんは収録を途中退席して病院へ。Abema TVの広報担当者はJ-CASTニュースの取材に、医師からは打撲という診断を受けたと説明。「ご本人に大変申し訳なく思っております」と謝罪した。
「ちょっと待って、救急隊呼んだ方がいい?」
番組は2018年4月30日夜から5月1日未明にかけ、6時間にわたって生放送された。トラブルが起きたのは、番組中盤に行われたオリジナル種目「じっくりコトコト煮込んだラージヒル」でのことだ。
これは、熱々のコーンスープを入れた鍋を抱えた挑戦者が、スキーのジャンプのような形の滑り台を最初は座って滑り、最後にジャンプする。この時いかにスープをこぼさないように着地できるかを競う企画。滑り台にはローションが塗られており、挑戦者は座ったままかなりのスピードで滑り落ちていく。
人気アイドル「恵比寿マスカッツ1.5」のメンバーでもある三田さんは、グループを代表してこの種目に挑戦。鍋を抱えて勢いよく滑り出し、2~3メートルほどの距離をジャンプ。腰のあたりからマットの上に着地した。
異変が起きたのは、その直後。一向に、三田さんが起き上がらないのだ。
当初、番組MCのお笑いコンビ「おぎやはぎ」の2人は、「ヤバい、ヤバイ」などと口にしつつも、鍋にスープが残っているかどうかを気にしていたが、徐々にスタジオの雰囲気は深刻に。焦った様子のスタッフ同士が、
「ちょ、ちょっと待って、救急隊呼んだ方がいい?」
などと小声で相談する音声も流れた。ほどなくして、進行役の女性が「いったんCMに入りたいと思います」と伝え、番組は一時中断することになった。
こうしたアクシデントに、視聴者は騒然。ツイッターやネット掲示板には、
「三田夫人...大丈夫かなあ?」
「もろに体重かかって腰から落ちて落ちてるやん」
「だいぶ危険なことさせてるなーと思ってたら、案の定」
といった驚きや心配の声が相次いだ。そのほか、三田さんがマット部分に着地していたにもかかわらず、今回のような事態が起きたことから、番組制作側の責任を問う声も出ていた。