平尾容疑者「海を泳いで渡った」の謎 大雨・強風・波浪・高潮注意報の晩に決行か

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向島の防犯カメラに映った後か?

   なお、読売新聞(ウェブ版)の逮捕後の報道によれば、平尾容疑者は24日に本州側へ渡ったとも話しているという。実はこの日、広島を含む中国地方では強い雨が降る荒天だった。向島のある尾道市では、夕方から深夜にかけて、

「大雨・洪水・強風・波浪・高潮」

の5つの注意報が出ていた。

   また、地元の放送局「テレビ新広島」は27日のウェブ版記事で、向島の防犯カメラには24日夜の時点で、平尾容疑者に似たひげを生やした不審者の姿が写っていた、という情報を伝えている。もし、この不審者が本人であれば、海を渡ったのは24日夜以降となる。

   これらの報道を踏まえると、平尾容疑者は気象警報が出る程の荒天のなか、潮の流れが早いことで知られる海を夜に泳いで渡った――そんな可能性も考えられるのだ。そのため、ツイッターやネット掲示板には、

「あの脱獄者、向島~尾道を泳いで渡ったの...しかも、あの雨の日って...」
「強雨の降る日に尾道水道200メートルを泳いで渡ったのか」
「大雨すげーな 怖くないのかよ」

などと驚く声も出ている。ただ一方で、荒天であれば海で衣服が濡れたとしても怪しまれない可能性が高いとして、

「広島県内が雨になるまで潜伏していたのかもしれません」
「雨だと水面がカモフラージュできますし服が濡れていても不思議でもないな」

などと平尾容疑者の意図を憶測するユーザーも出ていた。

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