退院後に「つい飲みすぎて...」と、2018年4月26日の会見でTOKIOの山口達也メンバーが語った、強制わいせつに至るまでの経緯について、俳優の梅沢富美男さんは26日に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で「言語道断」と強く批判した
会見で事件の詳細が明らかになって以降、原因となった山口メンバーのアルコール問題を問題視する声も大きくなっている。
退院後の深酒に「言語道断!」
山口メンバーの記者会見の話題では、梅沢さんは
「俺もTOKIOのメンバーとはよく仕事をすることが多いので、全員とお仕事もさせていただいているし、良く知ってるしね。実にいいメンバーですよ」
と付き合いの深さを語った上で、「ただね」と切り出すと、怒りをにじませながら
「こんなこと俺に言われなくたって、彼は分かってたんだと思うんだけど。TOKIOという看板と、ジャニーズという看板と、今自分がどこの立場に置かれているかっていうのを理解しなきゃ本当にダメだよ。彼1人の問題でもなんでもない、メンバーがいるんだ。それから彼の横にいるメンバーの中で、彼を支えているメンバーもいるだろうし、番組を持っているメンバーもたくさんいる。それを全てダメにするようなことをやってだよ、もう少し考えないと。俺はね、本当に山口君のこと大好きだから。お話もするし、一緒に仕事もやったこともあるし。TOKIOのメンバーとはみんな仕事をやった。でもね、それを考えたら、こんなことやっていいか悪いことか分かりそうなもんだ」
と痛烈に批判。続けて、
「それともう1つ!お酒のせいになんて絶対にしちゃだめだよ!大体彼、お酒で失敗したことがあって、それで病院に行ってるわけだろ?退院してきたその日にお酒を飲むなんて言語道断だよ!」
と、山口メンバーが会見で繰り返したアルコール問題について言及し、その後も「お酒のせいにしましたとか言い訳しちゃダメ」と重ねてコメントした。
次々と上がる依存症指摘
山口メンバー自身は会見で依存症を否定し、あくまで肝臓を休めるための入院だった、と答えている。一方で、退院したその日に焼酎を1瓶飲み、酩酊状態に至って問題につながったことから、ネットでは依存症を指摘する声が大きく、26日の「情報ライブミヤネ屋」で医師の木下博勝氏は
「(退院)当日、また飲んでいますからね、本人は否定されていましたけれど、依存症ということは言えると思いますね、僕は」
と見解を示し、精神科医の香山リカ氏もツイッターで
「飲酒欲求をコントロールできず、病的酩酊(記憶を失うなど)も起こすなどアルコール依存症という病気になってるのが明らか」
と指摘し、酒量をコントロールできない状態で仕事を続けさせるジャニーズ事務所側への疑問も投げかけている。ネットでは、本人が否定していることも含め、典型的な依存症の症状ではないかという指摘もあり、謹慎中にきちんとした治療を望む声も上がっている。