TOKIO・山口達也メンバー(46)の強制わいせつ事件で、被害者の女子高生だとして根拠なく晒したり、女子高生の方が悪いとバッシングしたりする行為が一部で横行している。
ネット上の情報などから勝手に決めつけるケースが多いが、名誉毀損罪に問われる可能性も指摘されている。
本人「否定」もなお名前が拡散
報道によると、山口メンバーが被害者と知り合ったのは、女子高生らが興味を持つ話題を取り上げるNHK Eテレの番組「Rの法則」への出演を通じて。山口メンバーは、酒に酔ったところで被害者を自宅マンションに呼び出し、被害者は友人と2人で行って、山口メンバーから無理やりキスをさせられたという。
ネット上では、Rの法則に出演した女子高生らから「特定作業」が行われた。候補として、数人の名前が挙げられ、一時、山口メンバーと番組で共演したタレントの赤沼葵さん(16)が被害者だとの憶測が広がった。
赤沼さんが直前にインスタグラムを非公開にしたから、といった根拠不明の情報からだ。これを受けて、赤沼さんが2018年4月26日、インスタを更新し、「今回の事件の被害者ではありません」と説明する事態になった。
それでも、赤沼さんの名前が拡散され続けているほか、沈黙していておかしいといった理由から次のターゲットにされる出演者も出ている。
さらにネット上では、山口メンバーのファンともみられる一部の人たちから、被害者に対して「こんな事しといてタダで済むと思うなよ」「女が悪いと思う」などと、次々に罵声が浴びせられた。