武田薬品工業は2018年4月25日、アイルランドの製薬大手シャイアーを買収する方向で最終調整に入った。約460億ポンド(約7兆円)でシャイアーの全株式を取得すると提案。シャイアーの経営陣はその提案を自社の株主に勧める方針を決めた。
買収が実現すれば、ソフトバンクグループによる英国半導体設計のアーム・ホールディングスの買収(約3兆3000億円)を上回り、日本企業による海外企業の買収として過去最大の規模となる。
武田は25日、最終合意の期限を当初の英国時間25日17時から5月8日17時まで延長することを発表した。