強制わいせつ容疑で書類送検された「TOKIO」の山口達也メンバー(46)は、女子高校生に無理矢理キスを迫るなどの行為について「酒を飲んでいて覚えていない」と話しているという。
こうした酒の問題について、同グループの国分太一さん(43)は「病院にいって、お酒と向き合っているという話は聞いた」と明かした。
「酒を飲ませようとしたという報道もある」
2018年4月26日放送の「ビビット」(TBS系)で、出演者から山口メンバーの酒に関する発言が次々と出た。MCの国分さんが質問に答える場面もあった。
テリー伊藤さんは「アイドルといっても46歳じゃないですか。46歳の男が普通、酒を飲んで女子高校生を家に呼ばないよね、泥酔状態の中で。『酒を飲んでいて覚えていない』と、それはそうかもしれない。でも一方では、酒を飲ませようとしたという報道もある。それって何なのか。彼自身どう思ってるのか」と言及した。
所属のジャニーズ事務所は書類送検が明るみに出た25日に謝罪コメントを出したが、酒に関する問題については触れられていない。そのため、テリーさんは
「事務所コメントや報道で、女子高生はどう思うか。本当はもっと違うこともあったんじゃないか。一番感じるのは、こういうことは今までいっぱいあり、最初の報道から週刊誌などの後追い取材でいろんなことがでてくる。さらに山口メンバーのイメージが悪くなる。TOKIOを含めてね。山口メンバーが今すぐしないといけないのは、みんなの前にでてきて、本当のことをしゃべること」
と被害者の心境を察しながら提言した。
また、アナウンサーの堀尾正明氏は「『お酒を飲んでいて覚えていない』という山口メンバーの話がありました。お酒を飲んでいようがいまいが許される行為ではなかったと思いますが、一部報道によると、山口さんは体にお酒の問題を抱えていて、病院に通っていたということも見ました。それは知らされていたんですか?」と国分さんに質問した。
「詳しくは正直聞かされていなかったんですけど...」
これに国分さんは、
「そこまで詳しくは正直聞かされていなかったんですけど、実際に病院にいって、お酒と向き合っているという話は聞いたことがあります」
と明かす。「ただ今回あったことに関しては、それとは関係ないことだと思いますし、実際に起こしてしまったことは、彼はやってはいけないことをしてしまった」と加えている。
山口メンバーは16年に元モデルの女性と離婚し、一人で会見を開いてる。ここでの様子に関してテリーさんは、
「山口メンバーの離婚会見でも、『酒の飲み方が離婚の一つの原因だった』と言っていた。相当普段から酒を飲んで、飲むと自分が分からなくなるくらいの人なんですか?」
と国分さんに投げかけた。
ジャニーズジュニア時代を含めて30年近く時を共にしている国分さんは、
「ここ最近は一緒に酒を飲むことはなくなってしまいましたけど、酒が好きということは間違いないですし、自分の中でどこかお酒につられてしまうところがあるからこそ、病院に通っていたということもあると思うんですよね。そこで断絶したい思いもあったけど、なかなかできなかった」
と明かしている。またここでも「だからといってこういったことを起こしてしまうことはもう、絶対あってはならない」と厳しく断罪している。