大賞に「ゴールデンカムイ」、矢部太郎さんも短編賞 第22回手塚治虫文化賞

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   朝日新聞が主催する第22回手塚治虫文化賞が、2018年4月25日発表され、年間のベスト作品に贈られる「マンガ大賞」に野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」、斬新な表現やテーマの作品に送られる「新生賞」に板垣巴留さんの「BEASTARS」、「短編賞」に矢部太郎さんの「大家さんと僕」、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「特別賞」にちばてつやさんが選ばれた。

   「ゴールデンカムイ」は、明治の北海道を舞台にした冒険活劇。2014年から連載が始まり、18年4月からはアニメも放送されている。作者の野田さんは受賞に際し、「栄誉ある賞を頂きありがとうございました。これもひとえに男たちの美しい肉体を妥協なく描き続けた結果、その激しいトレーニング後の筋肉から放たれるような熱が審査員の方々に伝わったのだと、感無量の思いでございます」と賞公式ページにコメントを寄せている。

    特別賞を受賞したちばさんは、18年ぶりに単行本「ひねもすのたり日記」を刊行。18年4月からは、連載開始から50周年を迎えた代表作「あしたのジョー」を原案にしたアニメ「メガロボクス」が放送されている。

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