2018年4月25日放送のNHK朝ドラ「半分、青い。」に、俳優の豊川悦司さん(56)が演じる少女漫画家・秋風羽織(あきかぜはおり)が初登場した。その風貌が、ある実在の漫画家に「瓜二つ」だと話題になっている。
「みうらじゅんにしか見えない」「紛れも無くみうらじゅん」「このみうらじゅん、トヨエツなの?」――。ドラマの視聴者から、こんな驚きの声がネット上に相次いで寄せられたのだ。
みうらじゅんがモデル?
「半分、青い。」は女優の永野芽郁さん演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ)の半生を描くストーリー。豊川さんが演じる秋風(豊川さん)は、鈴愛を少女漫画の世界に引き込んでいく物語のキーパーソンだ。
そんな秋風は、25日放送回でドラマ初登場。ヒット作を次々と生み出すカリスマ少女漫画家ながらも、その性格は「偏屈で編集者泣かせ、社会性はほぼないに等しい」(ドラマ公式サイトより)という中年男性だ。
初登場シーンでも、漫画のアシスタントにメトロノームが刻む微妙なリズムを意識して作業するようアドバイスするなど、早くも変人ぶりを見せつけた秋風。しかし、視聴者の多くが注目したのは、その「風貌」だったようだ。
パーマをかけた長髪を左右に分け、室内にも関わらずサングラス。足元まで丈のある黒いロングコートを白いTシャツの上に羽織っている。こうした姿を見た視聴者から、ツイッターやネット掲示板に、
「トヨエツがみうらじゅんにしか見えない件」
「いやほんと、今朝、え、みうらじゅん!?!?と夫に聞いちゃった」
「秋風羽織先生、みうらじゅんかーと思ったらトヨエツだった」
といった書き込みが相次いだのだ。さらには、「モデルはみうらじゅんさん?」「どうせなら本人出せばいいのに」と冗談めかして書き込むユーザーまで出ていた。
実際、25日のドラマ放送後には一時、ツイッターで流行語を表す「トレンド」欄にも、「トヨエツ」「みうらじゅん」「秋風羽織」といった複数の関連ワードが登場していた。