太田光、次官セクハラで「『女を武器にする』のは、したたかにやっていい」 主張に賛否

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   福田淳一・財務省前事務次官による女性記者へのセクハラ問題で、「爆笑問題」の太田光さんが「スクープをとるために、女を武器にすることはしたたかにやっていい」とラジオ番組で主張した。「会社が綺麗な人をわざと行かせて、口を割らせることはある。それを分かってる女性記者も立派」とも述べた。

   福田氏から被害を受けていたテレビ朝日の女性記者は、上司にセクハラ告発を申し出たが拒否され、やむなく週刊新潮に連絡した経緯がある。太田さんの主張にインターネット上では「その仕事を無理矢理やらせるのはパワハラでしかない」などといった声が出ている。

  • 爆笑問題の太田光さんが、セクハラ問題について持論を述べた
    爆笑問題の太田光さんが、セクハラ問題について持論を述べた
  • 爆笑問題の太田光さんが、セクハラ問題について持論を述べた

「女性の働き方として、俺はありだと思う」

   太田さんは2018年4月24日深夜放送の冠ラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で、福田氏のセクハラ報道を取り上げ、「福田事務次官、あれは抜けてますよ。あいつはバカです。記者に向かってあんなこと言ったら足元すくわれるにきまってるんだから、おっちょこちょいだよ」と批判。福田氏は女性記者に「胸触っていい?」などと発言したことが報じられている。

   一方、太田さんは「あのケースがそうだってわけじゃないけど」と前置きし、

「あらゆる日本の小説なり映画なりを見てきて、記者というのはスクープをとるために女を武器にすることだって、したたかにやっていいと思う。それは男社会に対するカウンターだから」

と主張。さらに、

「あの人がそうしたと言いたいわけじゃないけど、そういうケースも絶対ある。会社が綺麗な人をわざと行かせて、口を割らせる、口を軽くさせることは実際にあるし、それを分かってやってる女性記者も、したたかで立派だと思う」

と称賛した。

   また、「(女を武器に)口を割らせるのは、女性の働き方、今の日本社会の働き方として、俺はありだと思う。別の人たちが、『あれはセクハラだ』と言って自分たちのものと混同するけど、中にはそれをしたたかに武器にしている人もいる」「ブン屋なんていうのは酸いも甘いもやってるわけ。綺麗事だけじゃ済まないと覚悟している女性もいるわけ」とも述べている。

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