「外国人名将」か「日本人監督」か 迷走協会、問われるW杯後の選択

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カズやヒデも「日本人監督」論に言及

   ハリルホジッチ氏が日本代表監督に就任したのは15年3月。その直後となる15年4月12日放送のトーク番組「僕らの時代」(フジテレビ系)では、横浜FCの三浦知良選手(カズ)や中田英寿氏らが出演。ここでカズは、「日本サッカー協会が監督の人材を育てていかないといけない時期に来ていると思う。リスクはあるかもしれない。でも岡田さんしか監督としてW杯を経験していない」と発言した。

   長くイタリア・セリエAでキャリアを積んできた中田氏が、「他の国でも、通訳がグラウンドにいるところはほとんどない」と言語の壁の険しさを語ると、カズは「難しいよね。サッカー用語もそうだけど、感情や意味を伝えるのは。いま僕も(クラブが)外国人(監督)になったけど、本当に(言葉が)通じているのかなと思うときがある」と、自身も直面していることを明かした。

   また、中田氏は「W杯にある程度毎回出るのが当たり前になって、でもその先にいけないという中で、もう一回日本人監督を試していくのは良い機会だと思う」「ここから10年間は日本人でいこうとか、決めてもいいかもしれない」と提言。カズも、「経験がないと言っていたら、ずっと経験がないまま。どこかで経験しないと。まわりの支える人も、(日本人監督で)勝てなかったとしても我慢していかないといけない」と続けていた。

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