衣笠さん、球界屈指の「音楽通」 ジャズからパンクまで...冠ラジオでDJも

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レディー・ガガやグリーン・デイも愛聴

   2007年には、衣笠さんが音楽について語る「鉄人ミュージック」という不定期特番がTBSラジオでスタート。衣笠さんがDJとしてお気に入りの曲を流しながら、音楽や野球について軽妙なトークを繰り広げる内容だ。

   過去に番組で流れた衣笠さんのプレイリストをみると、レディー・ガガやブルーノ・マーズらアメリカの最新のポップスもあれば、ローリング・ストーンズやボン・ジョヴィなどのロックも。ジャズやR&B、キューバ音楽など様々なジャンルからチョイスしており、音楽への深い造詣がうかがえる選曲だ。

   また、2015年10月21日放送の「ザ・トップ5」(TBSラジオ)にゲスト出演した際には、音楽の趣味が広がったのは現役引退後だとして、

「10年くらい前ですかね。R&Bから音楽に入って、そのままずーっと来ていたんですけど、最近はカントリーを聞くようになって、えらい幅が広がりました。こんなに広げたら、あとはどう畳めばいいのって(笑)」

と、いかにも楽しげに語っている。

   また、同じ番組の中では、当時68歳の衣笠さんが「もし自分が現役だったら、どんな入場曲を選ぶ?」というテーマで楽曲をチョイス。そこで選んだのは、米パンクバンドのグリーン・デイが2009年にリリースした「21 guns」という激しい1曲だった。

   「かなり意外です!」と驚くパーソナリティの男性に対して、衣笠さんは「かなりノリが良いんですよ」と笑う。サビのリズムが好きなのだそうだ。グリーン・デイは他の曲も気に入っているそうで、ヒット曲「アメリカン・イディオット」も好きだとしていた。

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