民進党と希望の党は2018年4月24日に新党協議会を開き、新党名を「国民民主党」にすることを決めた。両党は週内にも役員会と両院議員会を行い、5月初旬にも正式に発足させたい考え。
「衆院選も早いかもしれないという状況」
希望の党の玉木雄一郎代表はこの後に開いた定例会見で、
「党名と政策的な方向性、綱領等も決まったので、是非一緒に、元からやってきた仲間も多いので、ぜひ一緒に活動したいし、政権を狙う核となるような勢力を結集していきたい」
などと結束を呼びかけた。ただ、細野豪志衆院議員をはじめ、新党合流に否定的な議員が一定数おり、最終的にどの程度の勢力になるかは不透明だ。
玉木氏は選挙に向けた準備を急ぎたい考えで、
「場合によっては衆院選も早いかもしれないという状況で、立憲民主党をはじめとした野党との選挙区の調整については積極的に取り組んでいきたい」
と述べた。共産党についても、候補者調整の含みを残した。