「写真だけでは、事情が分からず、何とも言えない」
投稿写真をよく見ると、最初に高齢者女性が座ったときは、座席にも余裕があったようで、奥の座席の男性は、横の席に家電製品が入ったような段ボール箱を置いていた。
とはいえ、ほかの高齢者が車内に入ってきたときは、満席に近いような状態だった。奥座席の男性も、段ボール箱を床に置き直している。そのときまでに、ほかの乗客が、座りたくても座れなかった可能性はありそうだ。
今回のことについて、JR四国の広報室は4月24日、「写真だけでは、事情が分からず、何とも言えないです」とJ-CASTニュースの取材に答えた。一般論としては、次のように説明した。
「お客さまには、座席の上の物は網棚に載せて、1人でも多くの方が座れるようにとの車内アナウンスはしています。立っているお客さまがおられるときは、席を空けてほしいということです。高齢者や障害者の方でも、ほかのお客さまに迷惑をかけていいということにはなりません。席は、譲り合って利用していただきたいということです」