衣笠さん最後の出演、本人の「強い意志」だった BS-TBS「仕事を全うしたいと...」

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   2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれ、現役引退後はプロ野球解説者としても活躍した衣笠祥雄さんが亡くなった。解説者として最後の仕事になったのは、BS-TBSが2018年4月19日に放送したDeNA-巨人戦の中継だった。

   24日の訃報を受けて、BS-TBSが追悼のコメントを公表した。19日の中継時、衣笠さんの体調は決して万全ではなかったというが、本人の「強い意志」を尊重し、試合終了まで解説を依頼したという。

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「衣笠さんの体調を考慮して、槙原さんとのW解説」に

   BS-TBSのコメント全文は以下の通り。

「ここ数年、衣笠さんの体調が万全ではないことはご本人からお聞きしていましたが、ご本人の希望もあって2018年度もTBS野球解説の仕事をお願いすることとなりました。

4月19日のご出演も、野球解説のローテーションとしてお願いし、ご本人からも快諾を頂きました。ただ衣笠さんの体調を考慮して、槙原さんとのW解説という形を取りました。当日の試合中も、体調が万全ではない様子もありましたが、ご本人の仕事を全うしたいという、強い意志を尊重して試合終了まで解説をお願いしました。

4月19日の放送が最後となりましたが、我々も突然の訃報に接し驚いています。最後の最後まで野球を愛し、やさしい語り口の解説でファンに愛された方でした。謹んでご冥福をお祈りします。

株式会社BS-TBS」
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