衣笠さん「最後の解説」舞台裏 共演の槙原寛己氏「終わった後に『ありがとう』と握手を...」

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   元プロ野球選手で野球解説者の槙原寛己さんが、2018年4月24日、「ゴゴスマ」(CBC系)に電話で生出演し、同日に訃報が報じられた野球解説者の衣笠祥雄さんについて、19日に共に実況した際の印象や、その人柄に触れながら語った。

   また、衣笠さんの訃報の衝撃は元野球選手らにも伝わり、元広島の北別府学さんや元中日の愛甲猛さんはそれぞれ動揺を隠せない様子でSNSなどでコメントを出している。

  • 衣笠さん最後の解説の舞台裏(画像はイメージ)
    衣笠さん最後の解説の舞台裏(画像はイメージ)
  • 衣笠さん最後の解説の舞台裏(画像はイメージ)

1月までは元気そうだったが...数年前から不調続く

   視聴者にも「変調」がはっきりと見て取れた、19日のBS-TBSでの出演。

   衣笠さんの最後の仕事を支えた槙原寛己さんが、24日に放送された「ゴゴスマ」に出演し、19日に共に解説を務めた際の衣笠さんの様子について、

「解説の日の体調が思わしくなくて、声が出なかったんですよ。いろいろ喋りたいんですけど喋れないというもどかしさを横で感じていた」

と振り返った。当日、槙原さんは本来、当番ではなかったが、衣笠さんの体調が思わしくないための急遽出演だったといい、

「終わった後に『今日はありがとう』と言ってアナウンサーや僕らと握手をして、申し訳なくなるくらいの『ありがとう』を言っていただけました」

と、最後の共演について語った。

   また、槙原さんは、衣笠さんの人柄について

「非常に野球の現場が好きな方だった。中継があるから、と来られてたと思うんです」
「偉ぶることなく、いろんなことを教えてくれました。非常に物腰の柔らかいしゃべり。これは解説でもプライベートでも同じでした」

と話した。

   槙原さんによると、衣笠さんの体調については、数年前から思わしくない状態が続いていたものの、1月に解説者で新年会を開催した際は体調の悪さを感じさせない様子だったのだが、19日の対面の際は、「非常に痩せていた」ことが印象的だったという。

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