死去の衣笠祥雄さん、直前の野球中継でも「変調」話題に かすれ声振り絞り...それでも続けた解説

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   プロ野球解説者の衣笠祥雄さんが亡くなったことが2018年4月24日、分かった。71歳だった。

   衣笠さんは47年1月18日生まれ、京都府出身の元プロ野球選手で、現役時代は広島カープの打者として活躍。

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ネット上でも心配の声相次ぐ

   入団6年目の70年10月から、引退する87年まで2215試合連続で出場して鉄人と称された。87年には、プロ野球で2人目となる国民栄誉賞も受賞し、96年に野球殿堂入りした。衣笠さんの背番号3番は広島カープの永久欠番になっている。

   引退後は野球解説者としても活躍し、直近では19日に行われたDeNA-巨人戦でも解説を務めた。

   しかし、硬い表情を浮かべてかすれた声で話す姿に、ネットでは体調を心配する声が多数寄せられていた。特に声については、聞き取りづらい場面が多く、「声がヤバすぎて試合に集中できない」「大丈夫なのか!? 心配だ」といった声が多数書き込まれていた。

直前の取材では事務所は「体は大丈夫」と話していた

   20日にJ-CASTニュースが試合を中継したBS-TBSの編成局に取材したところ、声の変調について

「風邪をひいたと聞いています。風邪をこじらせて、せきが出る状態だということです」

と話し、また、所属事務所のキャスト・プラスの担当者も、「本人は、球場に自ら足を運ぶなど、仕事は普通にしており、体は大丈夫です」と、話していた。5月12日の中継でも解説する予定だったという。

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