転職活動で面接辞退→企業からは「ご活躍をお祈り申し上げます」に続く衝撃の一文が

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「この週末は、天気がよさそうですね」

   これ以降の両者のやり取りはこんな具合。A社が男性に「書類選考」する旨を伝えると、翌日には「面談」したいとの連絡が来た。その後、面接日程を調整し、男性が本社を訪問することで合意した。A社は「お気軽な気持ちでお越しください」といった言葉をかけ、面接前日にも「この週末は、天気がよさそうですね」などとして、リマインドの連絡を男性に送った。

   しかし、ここで男性は面接を断り、理解を求めながら選考を辞退する旨を伝えた。すると、上記の「迷惑をかけるだけですよ」とのメールが送られてきた。採用段階としては、募集の要項に「面接1回」と書かれていたことから、「恐らくこれが1次面接にして最終面接だったのだと思います」と推測している。

   男性は取材に、「他の会社から内定を頂いたので辞退することになりました」と、転職先が決まったのが面接を断った理由だと明かす。辞退の旨を伝えた際、メールには「諸般の事情により」とだけ書いていた。「面接前日での辞退だったのでそう(編注:迷惑をかけると)判断されたのかもしれませんが、『諸般の事情』の内容を具体的に知りもしないで そう決め付ける採用担当の見方にはすごく疑問に感じました」と首を傾げる。「他にも幾つか会社の選考を辞退しましたが、この様な事を言われたのはここだけです」とのことだった。

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