「男性にもそんな人いますよ」「男社会の考え方」
「組織を率いマネジメントしている立場の人が、たぶん心の中で思っていることは、前向きに女性を活用したくても、残念なことに、何かリスクが起こったり、難しい問題にぶつかったときに、ひとつの傾向として、甘えの構造というかね、たとえば泣いてごまかす、笑ってごまかす、なんていうところがね、結局マネジメントやっている人間からしたら、やっぱりダメなんだよなと思うような事例にぶつかっちゃったりするんですよ。そこに悩みながらね、女性が力を出していくチャンスを作っていかなきゃいけないと思いながらやっているのが現状です」
寺島氏がそこまで話し終えると、関口氏は「そうですか」と一言。他の男性コメンテーターも各々、持論を述べていた。
女性は泣いてごまかす、笑ってごまかす、という部分がある――。寺島氏のそうした主張に、番組の視聴者からは疑問の声が相次ぐことに。ツイッターでは、
「男性にもそんな人いますよ。おじさん達の意識を変えるって並大抵ではないね」
「それ性じゃなくて個人の問題だろ」
「そういう頑迷な意識こそ、いま内省が求められているんじゃないでしょうか」
「それは、男社会の考え方で、いつの時代の話なのだ」
との反論が続出した。一方では、「当たってはいるが、セクハラの時に話すと誤解をうむ」「いっている内容はわかるが、問題を元にもどしている」との声も寄せられていた。