「私自身の発言そのものがセクハラにあたるというご指摘」
というように、当初は批判に納得のいかない様子だった長尾氏だったが、2日後の22日朝に自身のブログを更新し、一転して謝罪した。
「4月20日のTwitter投稿」について、はじめに
「たくさんのご意見を拝読し、私自身の発言そのものがセクハラにあたるというご指摘を真摯に受け止め、気分を害された方々に、写真に掲載されている女性議員の皆様に、心からお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」
とお詫び。その上でツイートに込めていた「真意」を次のように説明した。
「審議を拒否される同時刻(編注:野党6党は麻生太郎財務相の辞任などを求め、20日から衆参両院で審議拒否に入っている)、Me Tooと訴える議員諸氏の姿に、憤りを禁じ得ず、『無縁な方々』との表現をしてしまったことを猛省しております」
「財務省等のセクハラ問題は看過できません。同時に、タクシー等でのセクハラ、不倫疑惑、女性議員に対する暴力疑惑なども同様だという怒りがありました。これら行為に目を瞑るということは、『身内のセクハラ問題には無関心』であるということ、これと、複数の男性議員が含まれていましたので『無縁な方々』と関連付けて投稿したというのが真意です」
「しかし、多くのご指摘のとおり、女性議員に対するセクハラ発言ともとれる投稿だということも理解いたしました。あらためて、心からお詫び申し上げます」