月刊「家主と地主」の新聞広告が話題沸騰 「めっちゃ気になるわw」「かなり闇が深そう」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

キャッチコピーも編集長自身が考える

   しかし、このオーナーは、機転を利かせて内廊下だけをマスコミに撮影させ、物件の価値が下がるのを防いだという。

   空室なのに自殺の記事では、2010年に入居者が練炭自殺したとき、愛知県警がほかの部屋も調べるなどした結果、家賃が6割もダウンしたとして、急な転居のときは目的を聞くべきというオーナーの自戒を紹介した。また、ポストに排泄物の記事は、大阪市内のアパートで70代の女性入居者が集合ポストに排泄物を入れていたが、オーナーが監視カメラを設置するなどして突き止めたという顛末を書いている。

   ツイッター上では、「弟が狙う3億円の駐車場を守った兄の秘策」といった小見出しのある2月号の新聞広告なども、興味をそそられるといった声が出ていた。

   「月刊 家主と地主」を読むと、家主らに役立ちそうな実務的な話もあるが、なぜ週刊誌ばりのテーマをやっているのか。永井ゆかり編集長は4月19日、J-CASTニュースの取材に対し、こう話した。

「やはり売りたいと思っていますので、家主や地主の方が興味を持つテーマを企画しています。『こんなことが起きるんだ』と、より興味を持ってもらえるようなキャッチコピーも私自身が考えています。インパクトのある見出しには反響があり、定期購読の申し込みが増えていますね」

   月刊誌は、約1万部の発行部数。書店のほか、アマゾン、定期購読で手に入る。

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