衣笠祥雄、異様な「かすれ声」に心配続出 テレビ局・事務所に聞くと...

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   プロ野球解説者の衣笠祥雄さん(71)の声がかすれ過ぎていて聞き取れないほどだと、ツイッター上などで心配する声が上がっている。

   試合を中継したBS-TBSでは、J-CASTニュースの取材に対し、「風邪だと聞いています」と説明している。

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「あのー、守備をして...、けっこう野球...」

   2018年4月19日のDeNA‐巨人戦は、DeNAが初回から先行する展開になった。

   2死1、3塁のチャンスで、宮崎敏郎選手(29)がタイムリーヒットを放つと、TBSの戸崎貴広アナが「衣笠さん、うまく打ちましたね」と意見を求める。すると、衣笠さんは、かすれた声を絞り出すように、「いま、この人はこれうまかったんですね、昔から」と解説した。

   2回になると、衣笠さんの声はもっと聞き取りにくくなった。巨人も反撃に転じ、岡本和真選手(21)がツーベースを打つ。戸崎アナが「これチェンジアップですかね?」と聞くと、衣笠さんは、「拾われましたね。ほんと、まだ...」。最後の方はよく聞こえなかった。戸崎アナは、「はい、これは技という感じの岡本のヒットです」とフォローしていた。

   ほかにも、衣笠さんの声が聴き取りにくいことがあった。例えば、衣笠さんが「あのー、守備をして...、けっこう野球...」とかすれた声で解説し、戸崎アナが「えー、そういう動きですか」と返すといったものだ。

   衣笠さんの声がおかしいことに、ツイッター上では、次々に心配する声が上がった。

「風邪をこじらせて、せきが出る状態」

「しやべるのつらそう」「衣笠の声、もうボロボロ」「声がヤバすぎて試合に集中できない」「大丈夫なのか!? 心配だ」...

   さらに、テレビに映った衣笠さんの表情が硬いとして、体調などを案じる声も出ている。

   BS-TBSの番組表では、解説者は衣笠さん1人だけだったのに対し、放送開始後は、槙原寛己さん(54)と2人体制になったのも、憶測を呼んだ。中継中は、主な解説は槙原さんがしていた。

   衣笠さんの声の変調について、BS-TBSの編成部は4月20日、こう取材に説明した。

「風邪をひいたと聞いています。風邪をこじらせて、せきが出る状態だということです。それで、急きょ槙原さんにも解説をお願いしました。その後、衣笠さんの風邪が治ったかどうかは、確かめていないのでわかりません」

   今回の件については、視聴者から問い合わせも来ているという。

   衣笠さんは、次回は5月12日に出演予定で、BS-TBSでは、「次も予定通り解説していただくことになっています」としている。

   衣笠さん所属事務所のキャスト・プラスの担当者は、「ご心配ありがとうございます。本人は、球場に自ら足を運ぶなど、仕事は普通にしており、体は大丈夫です。次回も、テレビ中継には出演すると思います」と取材に話した。

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