沖縄、森友、改憲の「行き詰まり」主張
こういった中で、
「沖縄県民は、在日米軍と安倍政権勢力の卑劣な行動に激怒を禁じえず、生存権を死守するためのデモ闘争に立ち上がっている」
ことに加えて、森友学園をめぐる問題で「首相夫婦のスキャンダルの内幕が明らかになり、日本はハチの巣をつついたようになった」と指摘。改憲に向けた動きも「国民の強い反対にぶつかっている」として、
「今、安倍政権は深刻な政治的危機に陥っている」
とした。こういったことを背景に、
「アメリカを擁護し、彼ら(編注:日本の政治家)の野望を実現するためなら世間知らずの学生まで利用する」
などと独自の主張を展開した。高校生や大学生を20人米国に派遣しただけで安倍政権の「政治的危機」にどの程度の影響があるかは不明だが、北朝鮮としては、どんな小さなことでも日本批判の材料にしたい考えのようだ。