「お客さまからのクレームなどは聞いていません」
東京駅始発となる中央線快速のホームでは、6台ぐらいの自販機があり、うち2台で「準備中」の表示が見つかった。1台は、玄米茶やミルクティーなどのミニペットボトル4つに、もう1台は、ほうじ茶のミニペットボトル1つにこの表示があった。
渋谷方面の山手線のホームでは、9台ぐらいのうち、ほうじ茶のミニペットボトル1つに表示があった。東京駅のホーム以外では、売店があるためか、自販機は少なかったが、こちらも一部で表示があった。しかし、歩いた範囲では、「売切」の表示は見つからなかった。
総じて、お茶関係で買えないケースもあったが、大多数の飲料は購入できる状態で、困っている駅利用者はいないようだった。
ブラック企業ユニオンの投稿写真では、「売切」「準備中」が続々出ている様子だったが、影響は出ているのだろうか。
中央線快速ホームなどの自販機を管理しているJR東日本ウォータービジネスは19日、「お客さまからのクレームなどは聞いていません」と企画部の担当者が取材に答えた。「準備中」というのは、飲料を補充してから冷えるまでの時間に表示されるという。
労働闘争のやり方について、ツイッター上などでは、「何も関係のない一般の消費者に迷惑かけるような訴え方は違う」とする向きも一部であるが、「全面的に支持します」「この手の労働運動こそ今必要」「負けないで下さい!!」と激励する声が次々に書き込まれている。