「アボカドは押すと劣化する」とのスーパーも
果物を触ったりすることについて、「見た目だけじゃ判らない」などと理解する向きもあった。しかし、「買物のマナーを知らない人」「後から買う者の気持ちも良くない」などと、疑問や批判も多かった。
番組に協力した岡山県内のスーパー店長は4月18日、J-CASTニュースの取材に次のように話した。
「実際に果物を触らないと分からないところがありますので、仕方がないと考えています。果物を引っ張り出したりすることで、店が困るということはありませんね。お客さまが選ぶことを最優先に考えており、食べる方のお考えでされることですので、店として何か言うことはないです」
一方、東京都内のあるスーパーに取材すると、店長はこう明かした。
「基本的に、触られることはあまりよろしくないですね。アボカドは、押されたところから変色して鮮度が劣化しますので、押してほしくないと思っています。果肉の硬いリンゴなど変色しにくく触ってもいいものはありますが、モモは指形がつきますし、バナナは黒くなってしまいます」
ネット上では、触らないよう貼り紙がしてあるスーパーがあったとの声のほか、逆に触って確かめてもいいと言われたとの報告もあり、店の考え方にもよるようだ。