デーブ「背景が不自然、正義漢ぶって言うのは違和感」 次官セクハラ報道に疑問呈す

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   デーブ・スペクターさんが2018年4月18日に放送された「とくダネ!」(フジテレビ系)で、財務省事務次官の福田淳一氏のセクハラ疑惑と、それに関わる音声について、「背景が不自然すぎる」と疑問を呈した。

   週刊新潮(4月19日号)で報じられ、その後音声が公開されて以降、「手を縛ってあげる。胸触っていい?」など、過激な内容が連日ニュース番組でも繰り返し報じられているが、そういった状況に対してデーブさんは「違和感を感じる」という。

  • デーブ・スペクターさん(16年5月撮影)
    デーブ・スペクターさん(16年5月撮影)
  • デーブ・スペクターさん(16年5月撮影)

スクープを出せない理由は?

   セクハラ疑惑は「とくダネ!」でも特集が組まれ、デーブさん以外にもゲストが呼ばれたが、その中でデーブさんはただ1人、発言内容は非常識であり、福田次官を擁護する意図はないとしながらも、公開された音声に対しての「疑問」を語った。

   デーブさんはテープの編集について

「音声テープの雑な途切れ途切れの編集。テレビ番組であんな編集やったらBPO来ますよ」

と疑問を持っていると明かし、続けて、

「動機も良く分からない。仕事に弊害があるから出てこられないというのは、私服刑事じゃあるまいし、守られた職業ですので、他の取材だっていくらでもできる。本当にこれがスクープだったら、自分が所属している媒体が出すんですよ、絶対に。出せない理由はなんなのか、もし(所属している団体に)却下されたのなら、ジャーナリズム的に問題があると思う」
「背景があまりにも不自然すぎて、みんなが正義漢ぶっちゃって連日言ってるのは、違和感を感じます」

と語った。セクハラ被害を受けた女性記者の行動への疑問に加え、これだけ大きな話題となった「スクープ」を、自身が属する媒体ではなく、結果として他を通しての発表となったことにも「ジャーナリズム的に問題」と批判した。

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