日本マクドナルドHD、連日年初来高値 内需株の主力、好業績受けて買い集まる

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ディナータイムの客をつかむ

   そうした中で株価上昇を後押ししたのは、4月4日に発表された3月の既存店売上高が前年同月比10.0%増と高成長を見せたことだ。これで既存店売上高は28か月(2年4か月)連続のプラス。3月には17時以降、定番バーガーのパティ(パンで挟む具)がプラス100円で2倍になる「倍バーガー」を「夜マック」として開始したことが支持を得て、ディナータイムの顧客を引き寄せたことも功を奏した。これを受けて4月5日の株価は一時、5130円をつけて年初来高値を更新。10日に5280円まで上昇し、その後も5200円前後の高水準で推移している。

   主力商品「ビッグマック」のキャンペーンを足元で展開していることも株価を後押ししているようだ。ビッグマックは米国で1968年に誕生して今年で50周年。これを記念し、期間限定バーガーの投入やユニクロなどとのコラボレーションを4月から順次始める。期間限定バーガーはベーコンを加えた「ビッグマック ベーコン」(税込み450円)、ベーコンやレタスが入った「ビッグマック BLT」(同490円)。ユニクロとのコラボでは、ユニクロのクーポンTシャツ(税別1500円)を買ってマクドナルドの店舗に着ていけばビッグマックのセットが100円安くなるというもの。主力商品のキャンペーンは来店客の増加などさまざまな効果があるとみられている。

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