東京都新宿区内の都営大江戸線で、小学生3人が電車の連結部で悪ふざけをして1人が手を挟み、電車が6分遅延するトラブルがあった。
ツイッター上では、周囲が注意しても小学生らは聞かなかったとの証言も出ている。
駅員が洗剤を使って、手すりから腕を抜く
東京都交通局の報道担当者にJ-CASTニュースが2018年4月17日に聞いたところでは、トラブルがあったのは、16日午前7時55分ごろ。小学生たちが悪ふざけをしていて、電車の戸袋に挟まれたようだと、都庁前駅で乗客から駅員に申告があった。
駅員が駆け付けたところ、光が丘発都庁前行き各駅停車の電車に乗っていた小学生3人のうち1人が、戸袋ではなく別の場所で手を挟んでいた。車両連結部の手前の細長い手すりで、ひじの近くまで右腕が挟まっている状態だった。この小学生は、「痛い」と言って騒いだが、駅員が洗剤を使って腕が入ったと思われる角度で引っ張ったところ、腕がすっぽりと抜けた。
駅員が小学生を医務室に連れて行き、小学生は医師の診断を受けたが、ケガなどはなかったという。
電車は、通勤・通学ラッシュで車内は混んでいる中、6分遅れで出発した。
そのときの様子は、その場に居合わせたとみられる人がツイッター上で報告している。