「財務省はヒステリー」 元「身内」の山口真由が猛批判 女性記者に「出てきてほしい」の対応に

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「『福田次官が言ったことはこの通り』までで良かった」

   また山口氏は

「財務省の発表は、『福田次官が言ったことはこの通り』というところまでで良かった。それをあえて、『矢野官房長という部下が聞いてはおかしいでしょうから、弁護士事務所を交えて』と言っているところが、私はどうしても解せない」

と、聴取結果の公表だけにとどまらなかったことを疑問視。同省側の狙いをこう推測した。

「財務省はもしかしてヒステリーを起こしていて、『客観性の点から、福田次官に聞いたので、もう一方も聞かないといけない』と思っているとしたら相当ズレている。そうでなければ、記者クラブが(名乗り)出て来られないと思っているのか。女性とのやり取りで、財務省側にも強い言い分があると麻生(太郎・財務)大臣まで納得させたうえで、これを出しているのか」

   官僚組織の点からも、「総理や大臣と違い、財務省の場合は次の人がいないというわけではない。絶対に次が控えていて代わっていくポスト。ここまで長引かせるのはどうしても解せない。やっているなら黙って更迭、やっていないなら報道は普通スルーする」と疑問を示している。

   週刊新潮編集部は「記事はすべて事実に基づいたものです。財務省が本日公表した文書に対する週刊新潮の見解は4月19日発売の次号に掲載いたします」と続報を予告するコメントを出している。山口氏は「『出てきてください』と火に油を注ぐようなことをした真意が、次の新潮の記事で分かると思う」と話している。

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