上原浩治「絶不調」の背景 ノムさん「高め高め高めで...」

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   「絶不調って言っていい」。野球評論家の野村克也氏は、「炎上」続きの巨人・上原浩治投手にそんな評価を下した。

   2018年4月15日の巨人‐広島戦。同点の7回、5試合ぶりのマウンドに上がった上原投手は、先頭のメヒア選手、田中広輔選手を打ち取り、テンポよく2死まで持ち込んだが...

  • 読売ジャイアンツ公式Twitterのスクリーンショット(画像は一部、編集部で加工)
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「低めの球が1球もない」

   続く打者は、前の打席で本塁打を放っている2番・菊池涼介選手だ。バッテリーは直球を3球続け、カウント2‐1に追い込んでからの4球目。伝家の宝刀・フォークは落ち切らず、真ん中高めに。痛恨の勝ち越し本塁打を許した。

   4月15日放送のスポーツ番組「S☆1」(TBS系)では、野村氏がこの試合を解説。「フォークのすっぽ抜けは一番危ない。上原らしくない」と、先の本塁打にコメントした。

   本来の制球力はその後も、影をひそめた。4番・松山竜平選手、5番・エルドレッド選手に連続タイムリーを浴び、2/3回でマウンドを後に託す。被安打3、失点3のノックアウトだ。

   これで前回登板の10日DeNA戦に続き、2試合連続の「炎上」となった。「らしくない」投球に、「しんどいね。絶不調って言っていいんじゃない。低めの球が1球もないもんね」と野村氏。

   今季の新たな「勝利の方程式」の一角として、巨人の浮沈を占う重要人物であるが、スポーツ紙報道によると、斎藤雅樹・投手総合コーチは試合後、今後について「厳しい場面で使うのは厳しい」と述べたという。

   野村氏も神妙な面持ちで「ピッチャー(陣)をどう立て直すか。0点で抑えれば100%負けない。0点に抑える主役はピッチャー。打線に期待しているようじゃ立ち直れない」と語った。

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