インターネット上で漫画や雑誌などを無料で読める海賊版サイトの「漫画村」をめぐり、2018年4月11日から原因不明のアクセス不能状態が続いている。
実はその前日、ある「人物」が「漫画村騒動」との関わりを疑わせる行動を取っていた。「ディープウェブ・アンダーグラウンド」なる新人バーチャルYouTuber(VTuber)だ。YouTuberに公開した動画で、「漫○村を燃やします」と宣言したのだ。
偶然にしてはタイミングが良すぎる――。ネットではそんな声も広がったが、実際はどうなのか。J-CASTニュース編集部では、このVTuberに話を聞いた。
「漫画村潰し成功ですわね」
ディープウェブ・アンダーグラウンド(DWU)は2018年4月10日、自身のツイッターアカウントを開設。「【自己紹介】ディープウェブ・アンダーグラウンドですわ!」と題するYouTube動画を公開し、ツイッターでは、通常の検索エンジンが収集できない情報「深層Web」(ディープWeb)から「やってきた」と自己紹介した。
DWUは動画の中で「今やバーチャルユーチューバーも1000人を超える勢い。これにはディープWebの連中たちも黙っておれず、こうして私が仕方なく表へ出る運びに」と説明。その上で「最強のバーチャルユーチューバーとは何か?(略)第1回 はじめまして ディープウェブ・アンダーグラウンドですわ 漫○村を燃やします 近日公開いたします」と切り出した。
DWUがこの「宣言」をした翌日、漫画村がアクセス不能状態となったことで、ツイッターでは一気に注目されることに。DWUは11日、ツイッターで「漫画村潰し成功ですわね」「漫画村さん聞いてる? これだけは言わせて バーチャル屍だ」と挑発的な文言を投稿した。