集英社「対策を継続する」
こうした「漫画村」をめぐる動きについて、J-CASTニュースでは12日、(1)漫画村を検索結果から除外するように要請していたか(2)今回の除外対応を受けてコメントはあるか――などを尋ねる質問状を出版大手4社に送った。
これまでも海賊版サイト「はるか夢の址」摘発捜査への協力など、違法アップロード問題について様々な対策を行っている集英社広報部は、
「著作者の創作への努力を踏みにじり、コンテンツ創出の基盤を大きく損ねる海賊版サイトには強い憤りを覚えます。集英社は、長年にわたり実施しているさまざまな対策を継続するとともに、関連各社・各団体とも連携をとり、作品をより適正な形で読者にお届けするべく尽力していきます」
と回答した。
講談社広報室は、「漫画村」をはじめとした違法サイトを検索結果から除外する要請を以前から続けていることを明かした上で、
「除外の背景について定かでないので、現時点ではコメントできません」
とした。
小学館広報室の担当者は、「今回の件について、弊社から申し上げることはございません」。KADOKAWAの海賊版・模倣品対策課担当者からも、取材に答えることは難しい、という旨の回答があった。