財務次官、セクハラ疑惑も処分なし それでも不気味な「新潮の見出し」

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麻生大臣、訓戒で「十分だと」

   4月12日午後の参院財政金融委員会で麻生氏が明らかにしたところによると、麻生氏は新潮記事が出ることについて事前に福田氏から報告を受けている。その際、福田氏は

「普段から私的な立場において色々な相手と色々な会話をしているので、そのひとつひとつのやり取りは定かではありません。記事においては正確な日時、相手方が必ずしも明らかではないので確認のしようもありません。いずれにいたしましても、誤解を受けることのないよう、気を付けてまいりたい」

などと説明。麻生氏は

「きちんと緊張感を持って対応するように、という訓示というか、そういった訓戒を述べたということで十分だと思っている」

として、福田氏の処分を否定した。

   福田氏が記事内容を認めなかったことを受け、新潮側が準備済みの第2弾、3弾の記事を公開する可能性もある。今回の新潮記事本文には、福田氏と女性記者のやり取りが録音されているか否かについて明示的な記述はないが、記事のタイトルは

「ろくでもない『財務事務次官』のセクハラ音源」

となっている。

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