北朝鮮「最高人民会議」に変化「正恩氏出席せず」が意味するコト

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「米国の核の脅威と冒険的な火遊びを制圧」

   朴奉珠(パク・ホンジュ)首相が読み上げたという「2017年の活動状況と2018年の課題について」では、「朝米対話」いう表現は登場せず、逆に 「わが共和国の自主権と生存権、発展権を抹殺しようとする米国とその追従勢力のいかなる悪辣な制裁圧殺策動」

   も、北朝鮮の前途を阻むことができないと主張するなど、米国を敵視する表現が登場。17年決算と18年予算の報告でも、

「国の軍事力強化に歳出総額の15.8%を優先的に回すことにより、米国の核の脅威と冒険的な火遊びを制圧し、民族の自主権と生存権、発展権を頼もしく担保することに寄与した」

とした。いずれの報告でも「科学技術」の重要性を強調する一方で、これまで北朝鮮の集会や報道で頻出してきた「核強国」といった言葉は登場しなかった。

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