プロ野球・巨人は2018年4月11日のDeNA戦に6対3と敗れ、5連敗を喫した。チームは12年4月25日以来6年ぶりに単独最下位となった。
今季の巨人は高橋由伸監督が就任3年目を迎える。マイコラスや村田修一といった主力が抜けたものの、ゲレーロや野上亮磨、上原浩治など実績十分な選手を補強。岡本和真、吉川尚輝と若手の台頭もあり、オープン戦は11勝5敗1分けで5年ぶりのオープン戦1位に輝いた。
しかし開幕を迎えると、先発の二枚看板である菅野智之(防御率6.23)・田口麗斗(同11.25、いずれも11日時点)の調子が上がらず、中継ぎ陣も打ち込まれる場面が目立った。10日、11日のDeNA戦はそれぞれ上原、澤村拓一が中盤に失点を許して逆転負けした。
打撃陣も誤算が続く。開幕から「1番・中堅」で先発出場していた陽岱鋼が4月3日の中日戦で死球を受けて離脱。昨季ホームラン王のゲレーロはいまだ本塁打0だ(11日時点)。