星のマークを描くとき、五芒星(ごぼうせい)と呼ばれる5つの角を持つ図形を一筆書きすることが多いかもしれない。
実は、その描き方は人によって違う、とテレビ番組が指摘して、ツイッター上などで、驚きの声が上がっている。
スタジオの挙手では、左上から描く人が最も多く
「こんなもん、誰が描いたって一緒だろーよ!」。日本テレビ系のバラエティ番組「月曜から夜ふかし」では、2018年4月9日深夜の放送で、恒例の心理テストが行われ、司会のマツコ・デラックスさん(45)は、こう疑問をぶつけた。
お題の1つ「星を描くだけで性格が分かる件」で、星を描き始める位置が人によって違うとしていたことが理解しがたかったからだ。
マツコさんは、「みんな上でしょ?」と五芒星の一番上の角だと主張した。ところが、同じ司会の村上信五さん(36)は、「いや、オレここ」と左上の角を指す。それでも、マツコさんは、「えー、ウソ。上だよねえ?」と半信半疑の様子で、スタジオに集まった若い女性客の反応を伺い、「えっ、違うの?」と驚きの声を上げた。
マツコさんと同じ上からの人はいるかと村上さんが女性客に挙手を促すと、チラホラいた程度だった。
「そんなにバラけるの、これ?」とマツコさんは目を丸くする。村上さんが左上の人を聞くと、先ほどより多くの人が挙手し、村上さんは、「こっちの方が多いね」と納得した様子だった。女性客の中には、右下や左下に手を挙げる人もいて、五芒星の描き方は人によって違う可能性が出てきた。
番組では、五芒星が一番上の(1)から時計回りで(5)まで番号が振られ、心理アナリストの亜門虹彦さんの監修で、描き始める位置による性格診断も示された。
一番上からのマツコ「少数派でショック」
それは、(1)一番上:グイグイリーダー(2)右上:愛されたい八方美人(3)右下:夢が大きいロマンチスト(4)左下:こだわりが強い芸術肌(5)左上:自分に正直なリア充志望、といったタイプだ。
マツコさんは、集まった女性客を見渡して、挙手した顔ぶれに「なんか分かる~」と漏らす。また、マツコさんや村上さん自身も、「だいたい合ってる」「当たってる」と自らの性格診断の結果を認めた。
マツコさんは、「みんな、自分の書き順が一番ポピュラーと思ってたでしょ。私、ショックだもん、少数派で」と改めて感じ入った様子だった。
番組放送後には、ツイッター上で、五芒星の描き方が人によって違うことに驚きの声が上がった。番組を紹介した投稿が5万件ほどもリツイートされるほどの反響になっている。
「1番から書いています 性格気になります」
「みんな4番からかと思ってた。言われれば5は書きやすそう」
「3番から書いてる...」
「自分(1)からだけど 全然リーダータイプじゃないよ」...
中には、「色んなところから書くよ」「実は私3と4の間の交わってる所から3の方に向かって書く」といった声もあった。
描き方が分かれた理由については、「こんなんどう教えてもらったかによるだろ」「みんな学ばずにこの星がかけるようになった?!」「利き手によって違う気もする」などの推測が出ていた。