面会記録が「答弁はウソだと言うことを示唆しているんですよ、これは!」
18年4月11日の集中審議では、野党はこの点を中心に追及を試みたが、安倍氏は面会記録について「コメントを控えたい」を連発。獣医学部の構想を知ったのは「17年1月20日」だと繰り返し、
「会食の際、獣医学部について話をしたことはない」
「加計さんから獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」
などと従来と同様の主張を展開した。
こういった発言は玉木氏への答弁の中でも繰り返され、
「これ、ちゃんと愛媛県では、知事がちゃんと会見して、ここにあることは本物だと言っているんですよ?こういうことも事細かく詳細に書かれている。つまり、安倍総理の言っている答弁はウソだと言うことを示唆しているんですよ、これは!」
などと業を煮やした。面会記録に名前があった柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らの証人喚問を求めた上で、こう続けた。
「総理、こんなことをしているとですね、内閣総理大臣自身を証人喚問に呼ばざるを得なくなりますよ?だって私ね、残念ですよ。一国の総理大臣とこうやって(質疑を)やっている時にね、私の目の前に座っている内閣総理大臣がウソをついているかも知れないと思って質問するのは残念ですよ、そりゃ。でも、そういう疑惑・疑念を持たざるを得ないのが今の現状じゃないですか、皆さん?」