フジテレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」で、ディズニーのキャラについて、にわかには信じがたいミスを連発する失態があった。
フジ側は、番組内でミスを謝罪したが、ファンからは憤慨する声が出ている。
TDL35周年をリポートしたものの...
東京ディズニーリゾートは、2018年で開園35周年を迎え、連日のように記念イベントを行っている。めざましテレビでは4月11日、「イマドキ」コーナーで、2日間にわたってその内容を紹介するとし、この日は35周年を記念した華やかなデコレーションやショーを取り上げた。
番組ではまず、ディズニーランドに入ってすぐ、様々なコスチュームのミッキーが飾られた記念のセレブレーションタワーが設置されたことがリポートされた。続いて、記念のショーの映像が映し出されると、こんなナレーションが入った。
「まずパレードの先頭でやってきたのは、ミッキーとグーフィー」
パレードで踊るキャラがアップで映し出されると、ミッキーの横にいたのは、紹介されたグーフィーではなかった。それは、同じ犬のキャラでも、まったく違うプルートだった。
今度は、35周年を機に4月15日にリニューアルオープンする人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のリポートに移った。「アナ雪(アナと雪の女王)のキャラクターが見えてきました」と現場から伝えられると、そのキャラがアップで映し出される。
エルサとアナ、シンデレラとアリスも...
そして、アナ雪のキャラとして、左が「エルサ」、右が雪だるまの「オラフ」としたテロップが出た。しかし、実際は、エルサではなく、同じアナ雪の「アナ」だった。
次に、別のキャラも映し出され、「シンデレラ」とテロップが入った。これも、実際は、シンデレラではなく、アリスだった。しかし、番組では、「シンデレラやラプンツェルなど、およそ40体の映画キャラクターが加わり、船旅をより華やかにしてくれてるんです」とそのまま紹介された。
この放送の直後から、ツイッター上では、ファンらから怒りの声が次々に書き込まれた。
「黄色い犬のどこを見て グーフィーやと思ったんや?」「ディズニー知らなさすぎの めざましテレビの人ワロタ」「大好きなキャラクターの名前間違えられて朝から不快」「間違いすぎててもはや呆れるレベル」...
局側にクレームが相次いだのか、めざましテレビでは、コーナー放送の1時間後に久慈暁子アナ(23)が謝罪した。
「先ほど6時台でお伝えした『イマドキ』で、キャラクターの名前が間違っていました。正しくはプルート、そしてこちらがアリス、こちらはアナです。訂正してお詫びいたします。大変失礼致しました」
久慈アナは、カメラに向かって頭を下げたが、ネット上では、「名前の確認もしないのか?ダメだこりゃ」「フジテレビだと驚かないなぁ。普通過ぎて」などとあきれる声が書き込まれている。