GK川島が後悔!ハリル監督の「コミュニケーション不足」は「フランス語」にあったのか

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3年前から「(ハリルホジッチ監督の)フランス語は怪しい」指摘

   ハリルホジッチ監督の通訳は、樋渡群(ひわたし・ぐん)氏と羽生直行氏の2人体制をとってきた。樋渡氏はフランスの名門パリ・サンジェルマンU-12(12歳以下)チームなどで監督経験があり、本業は指導者。一方、羽生氏は前任のハビエル・アギーレ監督時代から通訳をつとめたエキスパートだ。

   熱くなりやすいハリルホジッチ監督を制御するのは容易ではなかったようだ。監督のイライラが募っている試合後のインタビューでは、通訳中に勇んで次の言葉を続けることもしばしばあった。17年8月のオーストラリア戦では、タッチラインを割った判定に納得のいかない監督が激高。鎮めようとした樋渡氏を、突き飛ばして睨みつけるシーンもあった。

   4月10日付のスポーツニッポンは、「(コミュニケーション不足の)最大の要因は指揮官が第一言語のセルビア語ではなく、フランス語を使ったことだろう」と指摘した。「語彙に乏しく、フランス人コーチから『子供のような話し方』と陰でからかわれていた」という。

   ハリルホジッチ監督が就任した15年3月当時から言及していた人物もいる。02年日韓W杯を率いたフィリップ・トルシエ監督(フランス人)の通訳をつとめたフローラン・ダバディ氏が15年3月7日、ツイッターで「(ハリルホジッチ監督の)フランス語は怪しい」とやや冗談交じりに投稿していたのだ。「可愛いかもしれません。28歳にフランスに渡ってから初めて勉強したので、決してペラペラではないが、一生懸命身につけた感じです」とし、「訛り」もあるとの印象を述べていた。

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