主催側「(相撲協会から)反対意見はありませんでした」
作家の乙武洋匡氏(42)も4月9日のツイッターで、半年前のイベントの模様を伝えたネットニュースを紹介しつつ、「フェラーリはOKなんだ...」と投稿。また、病児保育を手がける認定NPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表理事も同日のブログで、
「車は良くて、女性はダメなんですか?相撲協会さん。女性はモノ以下なんでしょうか」
と強い語調で相撲協会を批判していた。
ただ一方で、半年前のイベントでフェラーリが展示された場所が、あくまで土俵の形をしたステージの上だったことから、
「国技館で行われたイベントで、土俵を模したステージに上がっただけ。議論の背景を全く理解していない」
「イベント用のダミーステージだから問題ない」
「イベントと神事の相撲の時は別だろう」
といった見方を示すユーザーも目立っている。
フェラーリ・ジャパンの広報担当者は4月10日、J-CASTニュースの取材に対し、イベントで使われたのは「本物の土俵ではなく、あくまで土俵を模した形のステージとなります」と説明。その上で、
「イベント会社を通じて、日本相撲協会にも企画の概要などは伝えていましたが、協会側からはとくに反対意見などはありませんでした」
と話していた。