前宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、2018年4月8日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、オフィス北野の森昌行社長とたけし軍団の対立について「大いなる炎上商法では」「プロモーションですよ」と持論を展開した。
こうした東国原氏の見解には、和田アキ子さん(71)も同調。今回の騒動で久しぶりに軍団メンバーの存在を思い出したとして、「これから、皆で何かやるのかなって。森社長も納得された上で」との見方を示していた。
「軍団が今低迷しているので、ちょっとこの辺で起爆剤が...」
この日の「おまかせ」には、オフィス北野を独立したビートたけしさん(71)の一番弟子で、元たけし軍団メンバーの東国原氏が出演。役員報酬の金額などをめぐって主張が激突しているたけし軍団と森社長の対立騒動を語った。
まず、軍団メンバーが事務所に残った理由について、「残務整理がある。従業員が30人、タレントさんも5、60人いますから。それをどうするのか、その役目を仰せつかったということ」と説明。ただ続けて、
「どうも見ていてね、大いなる炎上商法ではないかと思うときがある。なんか怪しいですよ」
と笑いながらコメント。これには和田さんも「なんか『こういう仕掛けでした、シャンシャン』で終わるような...」と同調していた。
さらに東国原氏は「僕の想像ですが」としつつも、「たけし軍団が今低迷しているので、ちょっとこの辺で起爆剤が必要かな、みたいな。そう考えるとしっくりくるんですよね」とこぼしていた。
ただ、軍団が森社長への不満を記した声明文を公表した理由については、「森社長が軍団メンバーとあまりコミュニケーションを取らなくなった。それで溝が出来たのでは」と指摘。その上で、たけしさんの独立が当初「円満退社」と報じられていたとして、
「(軍団メンバーは)こういう事情があったんですよ、というのを伝えたかったのではないか」
と推測していた。
「だから、僕は水道橋が仕掛けたんじゃないかと言ったんですよ!」
また番組では、森社長が4月5日発売の「週刊新潮」4月12日号で、軍団の声明文に対し、「彼らの行動が会社および彼ら自身にどんなメリットをもたらすのか、理解できかねる」と反論したことも紹介。これに和田さんは、
「私もそう思います。とっても失礼な言い方ですけど、本当に(つまみ)枝豆君とか久しぶりに軍団にいるんだなって。そういう部分では皆の名前をもう1回思い出したし、これから皆で何かやるのかなって。森社長も納得された上で」
との見方を示していた。
なお東国原氏は4月4日放送の「ゴゴスマ」(CBC=TBS系)で、軍団メンバーの水道橋博士(55)が自身のYouTubeに今回の騒動に関連する動画を公開していることを受けて、「水道橋が仕掛けたと僕は個人的に思っている」と話していた。
8日の「アッコにおまかせ」では、こうした東国原氏の発言も取り上げた。水道橋博士のYouTube動画の合計再生回数が82万回を超えている(同日9時時点)ことについて、東国原氏は「1週間前は(再生回数が)3000とか4000だったんですよ」と指摘。その上で、
「だから、僕は水道橋が仕掛けたんじゃないかと言ったんですよ!」
と大声で改めて主張。周囲から「仕掛けたってどういうこと?」と問われると、東国原氏は「プロモーションですよ!」と叫びながら返していた。