「ストライクの入りが一番きつかった」
「サンケイスポーツ」の評論家、江本孟紀氏は6日付紙面で「ビミョーだった」とやや辛口。「ストライクゾーンに投げようとしてもはっきりとしたボールになる」と指摘。開き直って投げると実績があるからズバッと決まるという「微妙」な投球だったという。
「日刊スポーツ」の評論家、権藤博氏は「詰まらせた打球が少ないのが寂しい」と物足りなさを感じたという。松坂投手らしさが現れたのが四回。坂本への投球で、初球がど真ん中の直球。続くチェンジアップで投ゴロ。「もともと細かい制球で抑えるタイプではない」として、もっと腕が振れるようになればローテに入れると指摘した。
ラジオ『ニッポン放送ショウアップナイター 中日-巨人戦』で実況解説の山崎武司氏は、「期待感を持っての60点」とし、次のようなコメントを残した。
「次のチャンスはもらえると思いますけど、修正点がたくさんある内容だった」
「ストライクの入り、ここが一番きつかった。真っ直ぐにしろ変化球にしろ高い」
「率直に言うとオープン戦から(状態が)ずっと一緒。でもいいところもたくさんありましたし、要所を抑えて3点に抑えた」