「市長救命」土俵で「清めの塩」 理由は「女性があがった」?「人が倒れた?」と論議

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「来賓が土俵上で倒れたゆえのことかと思う」との指摘も

   一方では、こうした見方と相反する意見も寄せられている。普段から力士がけがで倒れた時などに塩がまかれていることから、これは病人が出たことへの「清めの塩」でないかとみる向きだ。

「『女性が上った』から塩を撒いたんじゃなくて、『人が倒れた』から邪気祓いのために塩を撒いたんだと思うんだわ」
「大相撲では力士が取組に際して怪我をした際には清めとしてその後すかさず塩をまくのが通例であって、今般は来賓が土俵上で倒れたゆえのことかと思うんだがね」
「今回の大量の塩は、人が倒れたと言う理由で、多めに塩をまいたのであって、女性が上がったからと言う理由で、多めに塩をまいたとは考えにくいわな」

   この論争は、ニュースの配信側にも影響を及ぼした。LINEが運営するポータルサイト「ライブドアニュース」の公式ツイッターでは5日昼、朝日新聞の記事URLを添付したツイートで、

「女性が土俵から降りた直後に、相撲協会関係者が大量に塩をまいていたという。倒れた舞鶴市長はくも膜下出血と診断され、1カ月ほど入院するとのこと」

と書いたが、同日夕に「【お詫びと訂正】」と題するツイートを投稿。

   「ツイート内で、『女性が土俵に上がったことで塩をまいた』ように読める表現がございますが、相撲協会側は『女性が上がったからではないと思う』と話しております。なお、力士がけがをした際に塩をまく場合もあります。誤解を招く情報を掲載してしまい、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

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