古市憲寿「このニュースで悲しいなと思うのは...」 たけし独立騒動で「未来ない」「高齢化」

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「たけし軍団の方々は高齢化が進んでいて」

   さらに古市氏は、

「(軍団のメンバーである)水道橋博士さんのエッセイとか、僕すごく好きですけど、正直、たけし軍団の方々は高齢化が進んでいて、あまりキラキラしているイメージもないですし。事務所としても、若手をそんなに発掘していないのかなという気もしていて、これからもずっと輝ける事務所じゃないのかなというふうに、どうしても見えてしまいます」

と将来を憂慮した。

   森社長は新潮で、「オフィス北野の売上げの8割を占めていたたけしさんが独立し、規模を縮小しながらどう会社を存続させていくか、力を合わせて頑張っていこうとしていた」と、たけしさん頼みの経営だったことも明かしている。オフィス北野の売り上げは25億円前後で推移しており、たけしさんだけで約20億円稼ぎ出していた計算になる。

   2017年9月末決算が「赤字」だったことにも疑念がもたれているが、森社長は新潮で「半年経てば解消される」と見通しを述べている。そう言える理由も、たけしさんの貢献にある。北野武監督の最新映画『アウトレイジ 最終章』(17年10月公開)の製作費が支出されたのに対し、「映画に関する売上げが入ってくるのは半年ほど後になるというタイムラグ」があるためだと説明しているのだ。

   名実ともに事務所を支えていたたけしさんだけでなく、今度はスタッフの大量退社も取り沙汰された。5日付サンケイスポーツは、複数の関係者談として「約30人の従業員全員が20日付で退社する」と報道。「会社の規模を縮小して再雇用を募り、再出発を模索する」という。

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