ダルビッシュ「俺なんか...」と大谷称賛 2本目ホームランに「しかも神様クルーバーから」

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   ホームゲームでの初打席ホームランという鮮烈な活躍を成し遂げたエンゼルスの大谷翔平投手が、2018年4月4日(現地時間)に行われたインディアンズ戦の5回第2打席で、メジャー2本目となる2ランホームランを放った。

   最優秀投手賞を2度受賞する名投手相手のホームランは、シカゴ・カブスのダルビッシュ有選手もブログで驚きをつづるなど、大きなインパクトを与えている。

  • 2試合連続ホームランに称賛の声(17年1月撮影)
    2試合連続ホームランに称賛の声(17年1月撮影)
  • 2試合連続ホームランに称賛の声(17年1月撮影)

相手は昨シーズンの最優秀投手

   大谷投手はインディアンズ戦の5回、2点を追う形で打席に立った。相手はMLBで最も活躍した投手に与えられるサイ・ヤング賞を14年と17年に受賞したコーリー・クルーバー投手。1打席目は見逃し三振だったものの、2打席目ではストレートを捉え、同点へと導く2ランを放った。その後、エンゼルスは延長戦13回でコザート選手がホームランを放ち、勝利を飾った。

   3日の試合で放ったメジャー第1号の3ランホームランに続き、2本目となる。

   2試合連続でのホームランという活躍ぶりに、ツイッターでは日本のファンから興奮の声とともに「漫画のようだ」と驚愕する反応も現れている。

   ファン以外にも、シカゴ・カブスのダルビッシュ有選手も、4日のブログで

「大谷がまたホームラン!しかも神様クルーバーから。
俺なんかクルーバーの球一生当たらんのやろなぁ。。」

と、クルーバー投手を相手にホームランを放ったことに驚きをつづっている。

謙虚なコメントに好感

   二刀流の鳴り物入りで米国入りしたものの、シーズン前の成績は振るわず、海外メディアからは実力を疑問視する声もあったものの、それを払しょくする2連続ホームランに、歩道の態度も大きく変わっている。

   エンゼルスの地元ロサンゼルスのロサンゼルス・タイムス(ウェブ版)は、現地時間の4日の記事で

「大谷がホームランを放ってエンゼルススタジアムは沸き立ち、チームを劇的な勝利へと導いた」(以下、記者訳)

と絶賛。チームメイトのザック・コザート内野手も同紙に

「大谷に特別な才能があることに、疑いの余地はない。彼をチームに迎えられて嬉しい」

とコメントを寄せている。

   しかし、そうした盛り上がりをよそに、大谷投手自身は、2試合連続のホームランに対して、

「クルーバー投手は素晴らしいピッチャーで、めったにミスをしない。ヒットを取れたのは本当に幸運だったと思う」

とコメントしており、その謙虚な姿勢に日本のツイッターユーザーから

「こういう謙虚なところが大谷の人間力。無駄に敵を作らない」
「あれだけ注目も浴びても常に謙虚で自分の才能に自惚れてないってのもまた共感を呼ぶね」
「どうやったら大谷くんみたいな謙虚で人に好かれて仕事も出来る人間に育てられるの?」

など、好意的な反応が相次いでいる。

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