中国、日本は「かやの外」通告か 北の核施設への懸念にも「全く心配無用」

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北朝鮮分析サイトは河野発言に反論

   河野氏は3月31日の講演で、北朝鮮の実験場での動きが活発化していることを指摘。これに対して、米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮研究グループ「38ノース」は4月2日(現地時間)、最近の衛星写真を根拠に

「過去数か月と比べると、実験場の活動量は大きく減少している」

と反論していた。耿氏は

「最近、日本側は、北朝鮮が新たな核実験や弾道ミサイルの発射を準備している可能性があると主張している。こうした警鐘を鳴らすことで、日本に対して多少の注目を集めることには成功したと言えるだろう」

とも発言。河野氏の発言を念頭に置いているとみられる。しかし、同時に

「朝鮮半島の非核化を進め、北朝鮮関連の国連安保理決議を包括的かつ完全に履行させる国際社会の意思と決意は明らかで断固たるものなので、日本は全く心配無用だ」

   加えて、日本を名指しすることこそなかったものの、「誰も足を引っ張らないことを願いたい」とも。河野氏の発言を皮肉ったともとれる。

「一方、我々はすべての関係国がこの機会を生かし、対話と協議を通じて朝鮮半島情勢を改善し、半島情勢を正しい解決の道のりに戻すために一致協力できることを望んでいる。我々が何かを実現しようと努力している時に、誰も足を引っ張らないことを願いたいものだ」
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