設立時は「一番信用できて気持ちが通じる」
一方で、森社長には当初絶大な信頼を寄せていたことも明かした。
「(1988年の事務所設立時)みんなで話し合って、何人か(社長)候補がいたんですけど、一番信用できて気持ちが通じる森さんが良いんじゃないかと、一同同じ意見でした。森さんだったら任せられると」
そのうえで「その人に今回裏切られたショックは、計り知れないくらい大きかったです」とか細く語った。森社長との関係については、
「だんだん掴み所がなくなってきちゃった方かな。若い頃は六本木で、バラエティでこんな番組作りたいという夢を朝まで語りながら、本当に仲間でしたよね。チームだったはずなのに。だんだん森さんの考えていることが我々もわからなくなったし、距離ができてしまったなあ」
と無念さをにじませていた。
今後については「お金のことはともかくとして、謝ってくれて『もう一回ゼロからやりましょうか』と言ってくれたら、一番良いのかなと思いますけどね。仲の悪いまま、社長とタレントとして同じ事務所で仕事していたら、本当の『アウトレイジ』になってしまいますからね」と要望した。
一方、ダンカンさんの後に別の場で取材に応じた森社長は「うまくやっていきたいという話と声明文との関係は、『ああそうですか』とはここでは申し上げられない」とするにとどめていた。