「稲田大臣の答弁が間違っていた」「虚偽答弁でした」と、はっきり言えばいい
この問題を17年2月に指摘していた後藤氏は、18年4月3日の野党合同ヒアリングで、まずは「日報」が見つかった研究本部の共有フォルダから優先的に探し、調査を加速させるように求めた。その上で、後藤氏は報道陣に対して
「小野寺大臣は、新しい大臣になったのですから、過去の責任は稲田大臣の責任にして、しっかり仕事していただきたいんですよ。『稲田大臣の答弁が間違っていた』『虚偽答弁でした』『不十分な確認でした』と、はっきり言えばいいんですよ。にもかかわらず、『調査が不十分だったから、あんな答弁になっちゃったんだろう』とかばったら、今度は小野寺大臣の責任になってくる」
と話し、早期に稲田氏の虚偽答弁を認めるなどして日報問題の解決にメドをつけ、北朝鮮問題などへの対応を急ぐように求めた。