「たけし軍団」の面々が、YouTuberに――!? ビートたけしさん(71)の独立騒動が波紋を広げる中で、お笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士さん(55)が運営するYouTubeチャンネルに注目が集まっている。
軍団の主要メンバーが数多く出演し、一連の騒動を「ネタ」にするようなジョーク動画が複数公開されているためだ。ファンからは、「これを笑いに変えなきゃ、たけし軍団じゃないよな」「いつもの軍団で今のところ安心」といった反応が出ている。
「たけし軍団緊急会議」の内容は...
たけし軍団のメンバーが2018年4月1日にブログなどで発表した声明文によると、たけしさんが「オフィス北野」からの独立を決めた背景には、森昌行社長(65)が会社を私物化していたことがあるという。
一方、スポーツ各紙の取材に森社長は「(声明文の内容は)極めて不本意」と反論。これに軍団メンバーのダンカンさんが、2日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)の取材に対し、「(森社長に)不本意と言われることが不本意」と反発を示すなど、騒動は泥沼化の様相を見せている。
こうした騒動に関連して、ファンの間でじわじわと注目を集めているのが、水道橋博士のYouTubeだ。3月20日に開設されたばかりのチャンネルで、これまでに9本の動画をアップしている(4月3日夕時点)。
そのうち、4月2日に公開された「【炎上覚悟】社名変更!?北野武退職を受けた たけし軍団緊急会議」と題した動画は、たけしさん独立後に事務所に残る軍団メンバーが、今後の方向性を議論する様子を撮影したもの。
出演者は博士さんのほか、ガダルカナル・タカさん、井手らっきょさん、グレード義太夫さん、つまみ枝豆さん、ダンカンさん、ラッシャー板前さん、柳憂怜(ユーレイ)さん。このように、軍団の主要メンバーがズラリと揃っているのだ。
動画では、たけしさん独立後もオフィス北野に残る軍団メンバーが、新たな事務所名を和気あいあいと議論。その中でタカさんは、ビートきよしさんの名前から「オフィスきよし」の案も出していたが、他の団員は「急に戦闘力が落ちたな」などと総ツッコミを浴びていた。