W杯対戦国、エースがそろって絶好調 日本から不安噴出「ボコボコにされる...」

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   サッカー日本代表が2018年3月の欧州遠征で不安を露呈するなか、ロシア・ワールドカップ(W杯)で戦う3か国のエースがそろってクラブで得点をあげ、3か月後に迫る本番へ絶好調ぶりを見せつけた。

   特にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ・ブンデスリーガ)のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムント相手にハットトリック。日本からは悲壮感に近い声がもれる。

  • バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(2015年撮影)
    バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(2015年撮影)
  • バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(2015年撮影)

レヴァンドフスキ3G、ハメス1G2A

   リーグ1位のバイエルンは2018年4月1日未明(日本時間)に行われた第28節で、ケガのため香川を欠く同3位のドルトムントと対戦し、前半だけで5対0、最終的に6対0で勝利するという一方的な試合を展開した。

   エースのレヴァンドフスキは前半5分、スルーパスに抜け出すと難なく流し込んで先制点。前半44分には、左サイドのMFフランク・リベリがゴール前までドリブルでえぐってシュートを打ったこぼれ球に反応。相手DF2人に囲まれながら押し込んだ。後半42分には右サイドからのグラウンダーのクロスに対し、中央で相手の背後をとる動きをしてフリーになり、きっちりゴール。ブンデスリーガを牽引する両クラブの伝統の一戦「デア・クラシカー」で、ハットトリックを記録する大爆発となった。今季は26試合出場26得点という驚異のペースでゴールを量産している。

   バイエルンは、W杯で日本と戦うコロンビア代表のFWハメス・ロドリゲスもマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍だった。前半14分に左サイドからのマイナスのクロスに2列目からノーマークで飛び出し、正確なシュートでゴール。前半24分は、左サイドに流れてスルーパスを受けると、ダイレクトで正確なクロス。FWトーマス・ミュラーの得点を演出した。さらに前半アディショナルタイムには、ペナルティエリア前で相手DFを引きつけ、ゴール前のスペースに走り込んだリベリの得点をお膳立て。バリエーションの豊富さを物語るように、まったく異なる形で1ゴール2アシストを記録した。

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